霧島市隼人の国分隼人自動車学校が、教習の終わっていない女性に卒業証明書を発行したとして、鹿児島県公安委員会は同校に対し、5日間の卒業証明書発行禁止処分としていたことが19日、分かった。
同校などによると、男性指導員(31)が6月初旬、20代女性の路上教習中、教習以外の不適切な行為をしたという。女性は教習が足りなくなったにもかかわらず、同校は卒業証明書を出していた。不適切の内容は明らかにしていない。
指導員は規定の教習をしたと報告していたが、女性の関係者が7月、同校に訴え発覚した。
県公安委は指導員に対し資格者証の返納命令を出し、同校は8月28日付で指導員を懲戒免職処分とした。
卒業証明書発行禁止処分の期間は、8月27日から5日間だった。この処分は検定時の計算ミスで点数不足があった場合などに出され、免許試験にかかわる自動車教習などができなくなる。
小屋敷哲也校長は「教習時間内に教習以外の行為を行った就業規則違反。当事者間の話し合いがついており、それ以上のコメントは控えたい」とし、「管理者として深く責任を感じている」と述べた。